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周術期ケア領域

領域情報

周術期ケア

テルモは、術中~術後の麻酔・疼痛マネジメント、スムーズな栄養マネジメントを通じて、患者さまの早期回復のトータルサポートを目指します

早期栄養、術後鎮痛の観点から周術期医療の質の向上に貢献します

術後回復促進のために最も重要な要素

周術期管理において、術後回復能力を強化し、患者さんの予後を改善することは重要です。
なかでも術後早期回復には、早期栄養、鎮痛、早期離床が重要と言われています。
早期経腸栄養については、ICU在室日数の短縮や合併症発生率の改善などに寄与することが重症患者の栄養療法ガイドラインにより、広く認識されています。
また、術後早期回復には術後痛を十分にコントロールすることが重要であり、多様な薬物を組み合わせて行うマルチモーダル鎮痛法が有効です。

周術期の感染対策をサポートします

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周術期管理では、術後回復能力の強化だけではなく、合併症予防も重要です。
手術を受ける患者さんは易感染性であり、清潔な手術室環境維持、術後感染対策が求められます。
感染対策は手指衛生だけではなく、人の手が触れる環境表面を清潔に維持することも大切です。
テルモでは手指消毒剤および紫外線照射装置を提供することで、周術期領域での感染対策に貢献します。

術後癒着形成の軽減に貢献します

手術を受けられた患者さんにおいては、術後合併症リスクの低減も踏まえたアプローチが重要です。
例えば、腹部骨盤手術の領域では術後癒着は66~79%程生じると言われています。
一般に術後癒着が生じると、再手術時の困難さ、小腸閉塞、骨盤痛や不妊症といった課題につながることが知られており、癒着形成の頻度や重症度を軽減することは重要です。
軽減策として、愛護的な手術手技の実践が長年提唱されていますが、物理的隔壁を形成する生体吸収性合成材料である「癒着防止材の使用」も選択することが可能です。
開腹手術、腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術など様々な場面で取り入れていただくことで、手術時の癒着対策をサポートします。

医療システムの効率を高め、治療やケアに集中できる環境をつくります

安全、安心な薬剤投与環境をサポートします

術中の薬剤投与では、投与調整、処置の正確な記録などへの対処が求められるほか、術後の患者管理においては、薬剤の過量・過小投与の防止、スムーズな薬剤交換や迅速なアラーム対応が求められます。
また、業務負担軽減や医療安全、医療経済性の観点から、使用する輸液ラインはシンプルで標準化されていることが望まれます。
機器のシステム連携や輸液ラインの院内統一化よる業務効率化・安全性向上により、患者管理に集中できる環境を提供するとともに、医師の働き方改革をサポートします。

手技情報・導入事例

  • 周術期における閉鎖式輸液ラインの運用事例

    INFUSION PLANNER REPORT 14

    周術期における閉鎖式輸液ラインの運用事例

    杏林大学医学部 麻酔科学教室 教授 萬 知子 先生
    杏林大学医学部 麻酔科学教室 助教 本保 晃 先生
  • 智略を尽くす~多様な残胃がんへのアプローチ~ 資材

    Seminar Report

    智略を尽くす~多様な残胃がんへのアプローチ~

    【司会】京都大学大学院医学研究科 消化管外科学 小濵 和貴先生
    【講演①】がん研有明病院胃外科 布部 創也先生
    【講演②】地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター消化器外科 大森 健先生
    製品分類
    • 癒着防止吸収性バリア
    製品名
    • アドスプレー

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