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TERUMO EVT GYM オンラインライブ 2026年1月

プレイバック企画

TERUMO EVT GYM オンラインオンラインLIVE プレイバック企画(2026年2月12日)

血管内光断層撮影(OFDI)を使用し 石灰化切除を行ったSevere Calcの1例

総合東京病院 滝村 英幸先生

滝村 英幸 先生

総合東京病院

症例:総合東京病院

治療対象は右SFA severe calcification(Rutherford分類3)。両下肢跛行が出現。ABI:0.38/0.70リスクファクター高血圧、脂質異常症が認められた。2か所calcified noduleを認める病変であった。【図1・2】

図1の画像
図1 
図2の画像
図2 

症例の流れ: 穿刺~Wiring~OFDIの実施

同側順行穿刺にて、ガイディングシース 45°アングル形状を使用。ガイドワイヤーは0.014 inch 1 gを使用するが石灰化が突出する段差部分を通過することが出来なかった。そのため石灰化の真ん中を通過させる目的でガイドワイヤーを0.014 inch 60 gに交換。先端を少し曲げた状態でWiringを実施し石灰化の中を通過させることが出来た。【図3】

後にアテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテルでの石灰化切削のストラテジーであったため、末梢血管への塞栓予防のためガイドエクステンションカテーテル6 Frを用いて、膝窩動脈に遠位塞栓防止用フィルター8 mmを展開。その後、血管内光断層撮影用カテーテルFastView137 ㎝を用いて血管内画像診断を実施したところ高度石灰化結節の所見を確認。【図4】

また病変の一部には血栓性状を伴う画像所見を得ることが出来た。またGuidewirebiasは石灰化に隣接しておらず、切削が困難である画像所見も確認された。

図3の画像
図3
図4の画像
図4

症例の流れ: OFDI Guideでの石灰化切除

アテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテル145 cm 1.6 mmを使用し、石灰化切除を実施。Guidewirebiasからは切削効果が得られるか懸念はあったものの、OFDIを確認しながら形状付きガイディングシースで方向付けをし、guidewirebiasを変えながら切除術を行うことでより効果的に石灰化を切削することが可能であった。【図5】
石灰化切除後に血管内光断層撮影で画像確認をしたところ、より大きなサイズでの石灰化切除可能と判断し、アテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテルを2.4 mm→3.4 mmにサイズアップし石灰化切除を実施。【図6】

図5の画像
図5
図6の画像
図6

症例の流れ:石灰化切除後、DCBによるFinalize

石灰化切除後にボディーワイヤー型バルーンカテーテル4.0×150 mmを使用して病変のPreparationを実施。Preparation後に再度、OFDIにて血管内画像診断を実施し、石灰化切除効果が得られていることが確認できた。【図7】 また、造影所見としても開存を確認することが出来た。【図8】

図7の画像
図7
図8の画像
図8

その後、DCB 5.0×200mmを使用。DCB薬剤飛散由来によるSlowflowを予防するため、膝窩動脈には遠位塞栓防止用フィルターを留置したままDCBを使用。
DCB使用後に画像診断を実施したところ、より大きな内腔の開大を確認出来た。【図10】
最終造影確認についてもSlow flowや、末梢血管塞栓なども出現することはなかった。【図11】 本症例は正確な画像診断による石灰化切除を効果的に行うことが出来た一例であった。

図9の画像
図9
図10の画像
図10
図11の画像
図11

紹介した症例は臨床症例の一部であり、すべての症例が同様の結果を示すわけではありません。
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TERUMO EVT GYM オンラインライブ 申込 紹介画像

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今年2026年8月も TERUMO EVT GYM オンラインライブを開催いたします。

ご参加のお申し込みは特設ページをご覧ください。

Transradial ApproachにてSFA CTO~CIA狭窄を一期的治療した1例

国保旭中央病院 早川 直樹 先生

早川 直樹 先生

国保旭中央病院

症例:旭中央病院

2025年1月より両下肢跛行(左>右)が出現。ABI検査で両側低下を認めた。ABI検査の結果、右は0.83だっため2025年11月にRadialからDCBにて治療済。左が0.53であった。今回は残存している左SFA CTOに対する治療を行うこととし、CT所見からもIliacの血管走行が後腹膜側への落ち込みや蛇行がないストレートなAortaであるためTRAの適応と判断した。【図1】身長150㎝の小柄な患者様であり、閉塞長は12㎝~13㎝程度のCTOで石灰化も少ない病変であった。【図2】

図1の画像
図1(治療前 左SFACTO)
図2の画像
図2 (治療前 左SFACTO)

症例の流れ:穿刺から閉塞部WiringとIVUSの使用

左Radialから Glidesheath Slender 6Frを挿入。ガイドワイヤーを下行大動脈へ誘導。Glidesheath Slender6FrからR2P Destination Slender(119 ㎝)に入れ替え、造影確認。【図3】
R2P Destination SlenderをSFA Proxまで持ち込みマイクロカテーテル150 cmと0.014 inch 3 gワイヤーのシステムでwiringを行った。病変が血栓成分を疑うような病変であったため、スムーズなwire操作が可能であった。【図4】
Wire通過後にAnteOwl WRを使用し病変の画像診断を実施。AnteOwl WRの有効長が135 ㎝ではあるが、患者様の身長が150 cmだったため使用可能と判断。一部Distal病変部位を除き、ほぼ病変の全容を確認することが出来た。AnteOwl WRを使用した理由は、前回右SFA治療の際にR2P Destination SlenderがかなりDeepに入ってくれることが分かっていたことと、閉塞病変のため万が一Wireが偽腔に迷入してもIVUSGuideにてWireを取り直すことも考慮して選択。

図3の画像
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図4の画像

症例の流れ:IVUS所見と血栓の対処

AnteOwl WRを用いて病変部を確認したところ、血管径は保たれており、かつ低輝度な血栓成分が確認された【図5】そのため血栓吸引カテーテルにて吸引を実施。血栓吸引カテーテルは140cmの有効長であるため通常の体格の患者様では使用できないが、今回は150 ㎝の身長であったため使用可能であった。
血栓吸引を行った後にR2PCrosstellaRX 4.0×100 mmを使用し前拡張を行ったところ多少解離が発生。【図6】そのため、ハイプレッシャーバルーンカテーテル6.0×150 mmをロングインフレーションで処置を実施

図5の画像
図5
図6の画像
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症例の流れ:SFAへのDCB仕上げとIliacへの一期的治療

解離部をバルーンロングインフレーションにてrepair後に、DCB(有効長200 cm) 7.0×60 mm/6.0×200 mmを使用しSFAのtargetは良好な仕上がりで治療終了。【図7】
最後にIliacにも圧較差が認められたためガイディングシースを手前に引いて造影したところ、CIAにも狭窄が確認されたため一期的に治療を実施。SFA治療後にそのまま、CIAにR2P Misago 10×60 mmを留置。【図8】最終造影でも開存を確認することが出来た。【図9】
TRAからのSFA治療は歩行開始までの時間短縮や安静時間の短縮、またIliac~SFAに連続した病変が存在する場合にも一期的に治療できるなどのメリットが期待できる手技と考えられる。

図7の画像
図7
図8の画像
図8 
図9の画像
図9

紹介した症例は臨床症例の一部であり、すべての症例が同様の結果を示すわけではありません。
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2025年7月開催 記事 こちら
2025年2月開催 記事 こちら
2024年7月開催 記事 こちら

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